クリニックの医療レーザー脱毛や脱毛サロンの光脱毛の施術を受ける際、必ずスタッフから事前に脱毛部位の剃毛をしておくようにお願いされます。
脱毛施術+自己処理が合わさってもっとも効果が発揮できるので、正しい自己処理方法を知っておくことは重要なことです。
自己処理はどこまで?長さは?やりにくい部位はどうすればいいの?など、はじめて脱毛サロンに通う方は疑問に思うのではないでしょうか。
そこで今回の記事は、脱毛をする上で剃毛が必要な理由や、注意点、剃毛をする際のポイントについて解説します。
なぜ脱毛前の自己処理が必要なの?
火傷のリスクがある
その結果、熱くなった毛先が皮膚に触れて火傷をしてしまうことがあります。毛先にまで分散されてしまうのは、光が毛を色づけているメラニン色素に反応するようになっているためです。
火傷を防ぐためにも必ず事前に自己処理をしておく必要があるのです。
脱毛効果が低下してしまう
毛根への熱が不十分だと、発毛組織にダメージを与えられないためです。脱毛効果が低下すると、脱毛箇所にムラができ、きれいな仕上がりになりづらいので注意しましょう。
自己処理の長さ・タイミングは?
自己処理の長さは毛が2~3mmくらい生えている状態がベストです。タイミングとして人によって生えてくるスピードは違いますが、おおむね1~2日前に処理をしておきましょう。
毛の伸びるスピードは個人差がありますが、直前に自己処理をしてしまうと肌が炎症を起こして、肌トラブルにつながることがあります。
一方、施術2日前よりも期間が空いてしまうと、毛が長すぎることによるトラブルが起こりやすくなります。
毛の伸びるスピードにより、自己処理のタイミングは微妙に異なりますので注意しましょう。
脱毛前の正しい自己処理のやり方
使用する道具ですが、電動シェーバーを使うと安全で肌を傷めないのでおすすめです。
手足、脇、お腹、胸などは毛の流れに沿って、電動シェーバーをあてていきます。届きにくいところは無理にやらず、家族にお願いしたりサロンやクリニックにお願いするのが安全です。
シェービング後はしっかり保湿もしましょう。
毛抜き・脱毛ワックス・除毛クリームは使用しない
毛抜き、脱毛ワックス、除毛クリームは肌への負担が大きく、色素沈着や毛嚢炎などの肌トラブルにつながります。
また、毛抜きや脱毛ワックスで毛根から引き抜いてしまうと、レーザーや光のターゲットとなるメラニン色素がなくなるため、施術の効果が得られなくなる可能性もあります。
まとめ
スムーズに脱毛施術を進めるためにも、事前の自己処理は大切です。当日施術を断られないようにするためにも、施術日に合わせて正しい処理を済ませておくようにしましょう。
クリニックやサロンでは、正しい自己処理のやり方のほか、施術後のアフターケアなど専門知識を持つ医師・看護師が脱毛に関するさまざまな疑問に対応しています。
ムダ毛のないきれいな肌を手に入れるためにも、正しい知識・脱毛方法を身につけて対策をすれば、肌へのダメージを最小限に食い止めることは可能です。
適切なケア・対策を行ってきれいな肌を手に入れましょう。